にゃんこ達がごろ〜んと転がる家。
はじめまして。
2児の子育て真っ最中、田舎暮らしのまっすんです。
今回からコラムを書いていきますので、よろしければお付き合いください。
まず何からお話ししようかと考えたとき、寝転ぶ猫たちが目に入りました。
我が家には『保護猫』が3匹います。
今日はこの子たちのことをお話ししましょうか。
振り返ると幼い頃から身近に猫はいました。
はじめて拾ってきたのは8歳の頃…それから実家を出るまで7匹の野良猫が住みついては寿命を全うしていきました。
実家を離れて随分経ち、服についた毛をペタペタ取らなくてもよいことがとにかく快適でした。
それでも子どもたちが寝静まった夜更け、布団に潜り込んでくる存在が、
足元に擦り寄り膝へ飛び乗ってくる感覚が、ふと恋しくなりました。
猫と暮らしたい。
日に日にその熱は高まり、家族の了承を得た私は嬉々として保護猫を探しはじめました。
保護猫とは、野良を保護しているボランティアさんから譲り受ける猫のこと。捨てられていた子や殺処分されそうだった子などが主です。
ボランティアさんは終生お世話ができる家族を探しているため、猫にとっての住環境、お留守番の有無、金銭面など条件が多くあります。
そして多くのボランティアさんが『幼い子供のいる家庭はNG 』としているので、我が家は門前払いの状態が続きました。
ようやく3ヶ月の兄弟とマッチングし、我が家にふわふわな2匹がやってきたのは12月のある日。
ケージから恐る恐る出てきた2匹はサッと身を隠しましたが、翌日は一通り家の中をクンクンしてすぐに馴染みました。
もちろん私たち家族はひと目で子猫の虜に!!
その後もう一度ご縁があり、3匹になった猫たちは家中を猛スピードで駆け回り、時には夕飯をくすね、温かい場所でカラダを伸ばしています。
野良猫の平均寿命3年に対し、約15年も生きるお家猫。
この子たちが得た5倍の時間が安らかで楽しくありますように。
そう願いながら、今日もガムテープで服についた毛をペタペタ取るのです。