子どもが紡ぐ魔法の言葉たち。
こんにちは。
2児の子育て真っ最中、田舎暮らしのまっすんです。
先ほどから次男が熱心に話している「シンコロギー」という謎の島が気になり、聞き耳を立てています。
「シンコロギーとか、南の島とか、アメリカとか、シンコロギーとか(2回目)地図で見ると分かるよ」と兄に向かって説明しており、地図を広げた兄も当たり前のように「シンコロギー」とか言っているので、その後の展開が気になって仕方ありません。できればもうちょっと大きな声で話してほしい。
非常に照れ屋な次男は、それでそれで?と聞いてしまうと「えへへっ」とはにかみクネクネしてしまうので、空想のお話がそこで終わってしまうのです。
面白そうな展開になってきたら、いつもそっと気配を消し、静かに耳を澄まします。そして、忘れないようにメモを取ります。
全く意味が分からないし、本人も説明ができない「見て!遠くの木がじゃもじ〜」は、保育所の帰り道によく聞きました。影絵のような夕暮れの風景と、とても嬉しそうな声。「じゃもじ〜」と指差す姿を思い出して、今でもふっと笑えます。
ある日は「ワニに噛まれた。」と手を押さえて来たので、「おてて無くなっちゃうよ。指は全部ある?」と聞いたら「痛くないんだよ。こんなちっちゃいワニさんだから。」と言ったあと声をひそめ「…赤ちゃんなんだよ。」真顔のヒソヒソ声に大笑いでした。
私のメモに綴られる次男のやさしい言葉や不思議な言葉たちは、その瞬間の風景や小さな手、声、温もりを思い出し、私を笑顔にします。
この先、恐ろしい反抗期に突入し「おい、ババア」なんてとんてもない言葉を投げかけられる日が来ようとも、このメモがあれば大丈夫♡
だって魔法の言葉が詰まっているから。